なんとも後味の悪かった昭和の子供向け番組2つ

なんとも後味の悪かった昭和の子供向け番組2つ

子供向け番組なのに全然楽しくなかったタイトルを2つ紹介

 

陰湿さと暗さだけが心を支配し、しばらく後味の悪かったこの作品たち。

きっとネットでも有名なことでしょう。

 

では早速

 

 

怪獣使いと少年

 

帰ってきたウルトラマン第33話のエピソード

 

 

子供が見るには陰鬱過ぎて、ホントに嫌になります。

一回見ると忘れることが出来ないくらい、強烈にインパクトのあるエピソードでした。

 

僕が説明するよりも、こちらのサイトに解りやすくまとまっておりますので、まるっと引用させていただきます。

 

『帰ってきたウルトラマン』が戦っていた相手は、怪獣だけじゃなかった!! 必殺技が通じない人間が持つ差別意識

 

「怪獣使いと少年」の舞台となるのは、工業都市・川崎市の河川敷。ビンボーそうな身なりの少年が廃屋で暮らし、ひたすら地面を掘っている。この少年を街の不良たちは容赦なくいじめる。少年を生き埋めにして頭から泥水を浴びせ、自転車で轢こうとする。凶暴な犬をけしかけ、炊いていたおかゆをひっくり返した挙げ句、足で踏みにじる。ゴールデンタイムの子ども向き番組と思えないほどの執拗なイジメ描写が続く。少年は怪しい超能力を使う宇宙人だと噂されており、少年が街で食パンを買い求めても「他の店に行ってよ」と断られるシーンもある。

 ウルトラマンの変身前の姿である郷秀樹(団次郎)はMAT(モンスター・アタック・チーム)の隊員としてパトロール中にイジメに遭っている少年を救ったことから、街の人に宇宙人だと疑われているこの少年に興味を抱く。MATの伊吹隊長(根上淳)の許可を得て、郷が少年の出生を探ると、少年は北海道江差生まれで、父親は炭坑夫として働いていたが、閉山後は東京へ出稼ぎに向かい、そのまま蒸発。母親も病死。身寄りのない少年は父親の後を追って上京し、河原で生活していたことが分かる。少年は廃屋で金山と名乗る寝たきりの老人と一緒に暮らしており、その金山老人こそがメイツ星人の変身した姿だった。地球を環境調査で訪ねていたメイツ星人は少年が河原で行き倒れていたところ助け、2人は実の家族のように肩を寄せ合って暮らしていたのだ。しかし、メイツ星人は公害に汚染され、余命いくばもなかった。少年は金山老人が河原の地中に隠した宇宙船を掘り起こし、共にメイツ星へ旅立つことを夢見ていた。

 早くに父親を失っていた郷は少年と金山老人の絆に感激し、少年の穴掘りを手伝うようになる。だが、そのことが惨劇を招く。「MATが宇宙人をやっつけないなら、我々がやってやる」と街の人たちが暴徒化し、少年に襲い掛かかったのだ。魔女狩り集団となった群衆の前で郷は無力だった。少年を守ろうと病床にいた金山老人が立ち上がり、「宇宙人は私だ」と名乗り出る。暴徒を煽動していた警察官たちが無抵抗の金山老人に発砲し、無惨にも金山老人は緑色の血を流しながら絶命する。金山老人=メイツ星人の死によって、かつてメイツ星人が地下に封印していた怪獣ムルチが出現。暴徒たちは逃げ惑いながらMATに助けを求めるが、このとき郷はつぶやく。「勝手なことを言うな。怪獣を誘き出したのはあんたたちだ。まるで金山さんの怒りが乗り移ったようだ」。

 暴れる怪獣を前にして、主人公が戦うことを放棄するという前代未聞の事態に当時の視聴者は驚いた。このときの郷は托鉢僧に変装した伊吹隊長に「郷、分からんのか」と喝を入れられ、ようやくウルトラマンに変身するが、怪獣との戦いは冷雨が降る中での陰惨なもので、胸がすくような爽快さはまるでない。北海道江差出身の少年はアイヌ、金山老人は在日朝鮮人を示唆していると言われている。沖縄の基地問題を題材に処女シナリオを執筆していた上原は、1970年代当時は取り上げること自体がタブー視されていた差別問題を、特撮ヒーロー番組で真正面から投げ掛けてきたのだ。後のインタビューで、関東大震災直後の朝鮮人虐殺を下敷きにしたことを上原は語っている。

 

livedoor®️ NEWS

 

街の住人全てが少年を「宇宙人だぞ」とウワサする

 

少年が宇宙人なのではなく、地球の風土・気候の調査にやってきていた金山という偽名をつかったメイツ星人(地球人に危害は及ぼさない)と一緒に暮らしていたため、そうウワサされていたよう。(街のひとはメイツ星人の存在は知らない)

 

けしかけた犬を爆破されたり、怪しげな超能力で浮遊ささられたりしてるから、宇宙人てウワサされんじゃないかってツッコミもあるのだが…

 

最初から最後までキツイ展開

 

ひとつも(ひとつだけあるんだけど)良いところがありません!

 

少年は郷隊員が勝手に入ってきたことをとがめるが、金山は「やめなさい、郷隊員は知っている。私がメイツ星から来た宇宙人であることも」

 

お粥をひっくり返される

 

作っていたお粥をひっくり返された上に、それを足で踏みにじられる

 

生き埋めにされる

 

不良たちに生き埋めにされ、水を頭からかけられたりして、

見ていてホントに嫌になる(よくこんなストーリーが当時許可されたもんだ)

 

パン屋で販売拒否の目に遭う

 

少年がパン屋にパンをを買いに行けば、オバチャンに「後でいろいろ言われるの嫌なのよ」と拒絶されるし。

 

パン屋のオネーチャンだけが優しくて、パンを売ってくれるのが唯一の救い。

 

少年「同情なんてしてもらいたくないな」 オネーチャン「同情なんかしてないわ。売ってあげるだけよ。だってウチ、パン屋だもん」(傘の骨が折れてボロボロなのが泣ける)

 

市民を守るはずの警官までもが

 

警官まで一緒になり、なんの根拠もないウワサを信じて暴徒化

少年を宇宙人と信じて疑わない町民と一緒になり少年を連れて行こうとするも、金山老人が自身のことを

「その少年は無関係だ!私が宇宙人だー!」と叫んで出てきてしまったため、全員の敵意が金山老人に向いてしまう。

 

結果、無抵抗の金山老人(人間の姿になっていたのメイツ星人)を射殺してしまうのだ。

 

金山老人(メイツ星人)が死んだことで、地下に封印されていた怪獣ムルチが復活し暴れ出す。

 

いままで暴徒化していた連中は、その場にいたMATの郷隊員(ウルトラマン)に「あんたMATだろ!なんとかしろ!」と、わめき散らすものの、ウルトラマン(郷隊員)は「勝手なことを言うな、怪獣をおびき出したのはあんた達だ」と、戦うことを放棄するという前代未聞の展開に。

 

結局、托鉢僧に扮した(何故?)MATの伊吹隊長に諭されて、郷(ウルトラマン)はようやく戦いに行くわけなのですが、雨が降りしきる中での怪獣との戦いはなんとも暗く陰湿で、いつもの爽快感とはほど遠いのでした。

 

ウルトラセブンにも、ちょっと近い(?)ストーリー(「ノンマルトの使者」)がありますけど、こちらの陰湿さは際立っています。

 

一度見たら強烈なインパクトを視聴者に与えます(子供ですよ、しかも…)

 

差別がテーマとのことだったらしいですけど、今の日本って1970年代と比べて(差別感って)そんなに変わってないすよね?

 

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亀になった男

 

こちら「坊や〜良い子だねんねしな♪」で有名なむかしばなしのアニメ

 

 

初回放送が1977年05月14日(昭和52年05月14日)

再放送が1980年05月24日(昭和55年05月24日)

 

だそうですよ(引用:まんが日本昔話データベース

どっちを見たんだろう…

 

あらすじ

 

こちらも、まるっと引用させてもらいますねー。

 

あらすじ

飲んだくれの亭主に虐げられる嫁がある時ついに家を飛び出し、辿り付いた村で匿ってもらった家の男と一緒に暮らし始める。

一方、嫁に出て行かれた亭主はその後改心して、あちこちの村にざるを売って歩いて生活するようになっていた。

ある時かつての嫁が住んでいる家にそうとはしらずに訪ずれ、話をしているうちにお互いに気づくと、亭主は合わせる顔がなくて逃げ出してした。

亭主は、持っていたざるで身を隠していると、追い付いた嫁の前で姿がどんどん変わってしまい、最後に亀になったしまった

 

引用/まんが日本昔ばなし大辞典

 

とにかく、暗い!

 

10分足らずのアニメだったはずなのだけど、強烈なインパクト!!

 

亭主はまったく働かず飲んだくれていて、嫁は毎日一生懸命働いている。

で、当然と言えば当然なんだけど、食べる物はといえば「麦めし」しか食わせてやれない(亭主にね)

 

ある日、「麦めし」しか食えないことに怒り狂った亭主が、

 

「毎日毎日麦めしばっかり食わせやがって!たまにはもうちょっとましなもの食わせたらどうなんだ!」

 

亭主は毎日働かず酒ばかり飲んでます。

 

これには嫁、さすがにキレました。

 

泣きながら家を飛び出し、あてもなく走り続け、辿りついたゴツおっさんの住んでいた家で匿ってもらい、そこで住むようになりました(夫婦になったかどうかは知らない)

 

困ったのは残された飲んだくれ亭主

嫁が出て行ったからには、さすがに働かなければ食べていけませんね。

 

心を入れ替えたのかどうか、「傘(頭にかぶるような大きなヤツ)」を編んで売って生計を立てることにしました。

 

さて、嫁が家を飛び出してから何年?何十年?経ったのでしょう。

 

嫁の住む家に、ある日亭主が傘を売りに現れました。

 

嫁も亭主もすっかり嫁も歳をとり、亭主にはそこにいるのが(元)自分の嫁だとは気づきません。

ですが、嫁はすぐに気づいたようです。

 

亭主「いやお暑いですな。傘のご入り用はございませんか」

嫁「まあ、この暑いのにご苦労様です。何もございませんけど、よろしかったらお昼でもいかがですか」

 

亭主は、せっかくなので縁側(?)で、お昼ご飯をいただくことにした。

 

そのお昼ご飯とは、「麦めし」である。

 

とても、とても、美味そうに食べていた。

嫁は、その様子を、不思議そうな顔で見つめていた。

 

亭主「たいへん、美味しいご飯でした。ごちそうさまでございました」

 

箸を置く

 

嫁「…あんなに…、あんなに麦めしを嫌がっていたあなたが、こんなに美味そうに麦めしを食べるなんて…」

 

亭主、ここで、はっと気づく

 

このひとは、このひとは…

 

あのとき出ていった、元嫁だ!

 

恥ずかしさか、合わせる顔がないのか、傘を持って逃げ出す亭主

 

嫁「待って!アナタ!」

 

追いかける嫁

 

逃げる途中でつまずいたのか、持っていた傘で身を隠してガタガタ震えていると、嫁が追いついてきた。

 

そうするとあろうことか、亭主の身体が段々と亀に変わっていくではないか。

 

(傘→甲羅)

 

嫁はびっくりするやら悲しくなるやら、

 

せっかく亭主が真人間になれて再会できたことを感謝しているのに

 

なぜこの結末なのだと、いつまでも亀になった亭主にすがって泣き続ける嫁

 

※記憶だけで書いてるので、セリフとかは正確じゃないです。割とテキトー(笑

 

こちらも救いようがない話ですねー

 

せっかく真人間になって(元)嫁のところに現れて、もしかしたらやり直せたかもしれない、ハッピーエンドをを予感させる展開が、まさかのバッドエンド!

 

一度しか見てないのに、この強烈なインパクト

 

何年か前に、まんが日本昔話がDVD化されたときに映像化リクエストしたんだけど、

 

ガン無視されましたわよwww

 

まんが日本昔話にはそぐわない悲しいタイトルだったからなのか(線がとにかく暗かったし他のタイトルと比較しても、とにかく異質だった)、再映像化には向かないと判断されたんでしょうなぁ。

 

ちなみにこちら、もとは沖縄の話だそうですよ。

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暗くてゴメンネ

 

前のコレに通づるものがあったかもね(笑

 

昭和の子供たちを恐怖のどん底におとしめたトラウマたちを紹介しよう

 

次回は明るい話題を考えるからね

 

ではでは、Happy Lifeを♪

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