税務署でe-Tax(簡便化)のIDとパスワードを発行してもらった

税務署でe-Tax(簡便化)のIDとパスワードを発行してもらった

e-Tax利用の簡便化って、どうすれば?

 

平成32年分(2020年)確定申告分からe-Taxで確定申告を行なうと、約10万円のおトク(青色申告のみ)になるのですが、「e-Taxに必要なカードリーダもマイナンバーカードも持ってないし!」という方、多いですよね。

 

実は、カードリーダやマイナンバーカードがなくても「IDとパスワードだけ」で、e-Taxが利用できるようになったんです。(3年間の暫定措置ですけど、きっと延長されるぞ

 

僕もe-Taxを利用すべく(10万円おトクに控除のメリットを享受すべく)、年明け早々「IDとパスワード」を税務署へ申請しに行ってきました。

これで、今までカードリーダとマイナンバーカードを持っていなかった僕でも、e-Taxが利用できるようになったんです。

 

この記事では、「IDとパスワード」の申請手順および、e-Tax(確定申告・電子申告)の利用方法をご紹介しますね。

 

記事を読み終えると、「どのような手順」で”簡便化された”e-Taxを利用できるようになるかが、わかるようになりますよ。

 

そもそも「e-Tax利用の簡便化」とは

 

「平成31年(2019年)以降、個人の確定申告に限り、カードリーダやマイナンバーカードを持っていない人でも、税務署で一度本人確認をすればIDとパスワードを発行され、それを使ってe-Tax(電子申告)が可能になる」

 

という制度です(※ホントはも少し細かいですが、ここが一番のポイントかと思うので、ここだけ説明します)

 

なので、すでにカードリーダ・マイナンバーカードを所持しており、かつe-Taxを利用している人は、何もしなくて良いです!(笑

 

え?

「IDとパスワードだけでe-Taxが利用できるようになるんだったら、既に購入してしまったカードリーダ代金を返せ」と?

 

いやいや、とりあえず落ち着いて。

これは3年程度の暫定措置なんだそうで(きっと延長になるだろうけど)、いずれはカードリーダとマイナンバーカードが必要になるみたいですよ。

 

国税庁の電子申告「証明書や専用機器不要に」という報道に誤解が広がっているので補足する

出典:クリハラコンサルティング

 

税務署にあったチラシ(クリックで拡大)

 

なぜ、今e-Taxなのか

 

僕は今までe-Tax(電子申告)を利用していませんでした。

 

ずーっと、紙による提出(郵送)で確定申告を行なっており、特に不便を感じなかったからです。

そもそも、マイナンバーカードを取得していませんでしたし、e-Tax対応のカードリーダも持っていません。

(e-Taxのメリットがあまり感じられないってのもあったのですけど)

 

それがどうして、今年(平成31年)になってe-Taxに切り替えようと思ったのか、

その理由は以下の2つ。

 

・当面3年程度の暫定処置ではあるが、マイナンバーカードもカードリーダも不要になった。

・平成32年(2020年)から、e-Taxまたは電子帳簿保存で控除額が10万円プラスに。

 

以前、こんな記事も書きました。

2020年からは電子申告で10万円おトクに

 

IDとパスワードを発行してもらうなら、税務署が空いている今時期がベスト

 

というか、今しかない。

 

税制改正で平成32年度(2020年)から、

控除額が103万円(基礎控除38万円+青色申告特別控除額65万円)→113万円(基礎控除48万円+青色申告特別控除額65万円:※e-Taxによる申告か電子帳簿保存が必須)にアップする、今のタイミング

しかも、確定申告前で税務署がガラガラの今

 

もう、とっとと税務署に行くしかないでしょ。

 

一見なにも変わらないように見えるけど、基礎控除額が10万円アップで、青色申告特別控除額が何もしないと10万円ダウンしちゃうのですぞ!

 

というわけで、税務署に行ってID/パスワードを発行してもらった

 

年明け、税務署が空いている日(水曜日)を見計らって、ID・パスワードの申請に行ってきました。

なお、ID(「利用者識別番号」と言うらしい)とパスワード(後述しますが、自分で決めます)は、紙に印刷してもらえます。

 

では、まず、準備から。

 

持ち物(事前準備)

 

・身分証明書(運転免許証など、顔写真入のものがベスト。顔写真入りのものがない場合、税務署に確認を!)

・前年度の確定申告のときに以下の欄に記載した整理番号(なくてもOK)

税務署から届いた「平成○年分確定申告のお知らせ」や「国税還付金振込通知書」にも記載されてます

 

・パスワード(半角英数字8桁以上) 

 →※税務署の人にがっつし見られます(笑 

  見られても良いパスワードを考えておいてください。税務署へ行ってから考えても良いです!

 

・納税用暗証番号(半角数字6桁) 

 →こちらも税務署へ行ってから考えても良いです。

  ※これは印刷されないようですので、写真をとるなりしてメモしておいてください。

 

いざ、税務署へ

 

税務署へ行かないとIDとパスワードは発行してもらえません。

面倒でも最寄りの税務署へ行きましょう。

いつも確定申告で利用している管轄の税務署じゃなくても大丈夫です。「最寄りの」税務署で大丈夫です。

 

国税局・税務署を調べる

 

税務署に着いたら、総合受付へ

 

受付の人に「e-Tax用のIDとパスワード欲しいんです」と言うと、直ぐにPCのあるコーナーへ案内してもらえました(北海道某税務署の場合)

 

ややしばらくして担当職員の人が来てくれ、PC(Windows)の操作画面を開いてくれました。

(WindowsといってもWebブラウザですので、OSはなんでも良さげ…)

 

ここからはPCを使って、必要項目を入力していきます。

10分〜15分くらいで終わるのでご安心を(笑

 

PC(Webブラウザ)で必要項目を入力していく

 

住所、氏名、性別、生年月日、電話番号、屋号や、準備のときに考えておいた「パスワード」「納税用暗証番号」、さらにパスワードを忘れたときに必要になる「秘密の質問の答え」(いくつかありましたが、僕は「母親の旧姓を選択」)、メールアドレスなどを入力していきます。

 

 

職員の方から特に説明がなかったので、”この後に表示される「入力内容の確認」及び「利用者識別番号等の通知」画面へ暗証番号を表示”という項目で、「表示しない」のほうにチェックをいれたのですが、どうも「表示する」のほうへチェックが入っていないとダメみたいです。

 

ここにチェックが入ってないと紙にパスワードが印刷されないようで、若い職員のひとが「???」ってなってました。

結局、入力を全部やり直しする羽目に(笑

 

 

 

対面による本人確認

 

PCへの入力が終わった頃を見計らって、職員のひとが様子をちらほら見に来ます(笑

入力が完了したら職員のひとに身分証明書の提示を求められますので、用意しておいた免許証なりを提出してください。

あっけないほど簡単に本人確認(ロクに顔も見られなかったぞ)は終了します(国税庁のサイトには「厳格な本人確認」って書いてあるんですけどねぇ…

 

ID・パスワード方式における厳格な本人確認とは、どのようなことを行うのですか。

 

IDとパスワードの印刷

 

最後、確定ボタン(だったか?)を押して(職員のひとが押してくれます)印刷します。

ID(利用者識別番号)とパスワードが印刷された紙を渡されますので、それを受け取って終了です。

お疲れさまでした。

(※この書類は保管しておいてくださいね!)

 

マイナンバーカードを取得(カードリーダの購入含め)するまでは、このIDとパスワードを使ってe-Tax(電子申告)で確定申告が出来ます。

無理してマイナンバーカード取得する必要あるのか…?

 

 

ID・パスワードはここで使う!

 

税務署で発行してもらったIDとパスワードは、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」でしか使えません。

ご注意を。

確定申告書等作成コーナー

国税庁

 

「確定申告書等作成コーナー」に行ったら、

「税務署への提出方法の選択」という項目があるので、そこで「e-Taxで届け出する」を選択します。

(僕は昨年度まで「印刷して書面提出する」を選択していました)

 

 

「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」と表示されたら、「ID・パスワード方式」を選択すれば、e-Tax(ID・パスワード方式)の申告準備が完了です。

 

後は、確定申告の開始日(2/18)までに帳簿に不備がないか、チェックしておきましょう!(笑

 

 

繰り返しますけど、税務署が空いている今が狙い時

 

 

来年になると税制改正始まるので、青色申告で65万円控除+基礎控除48万円のメリットを受けたい(今より10万円おトク)のであれば、今年中にe-Taxに切り替えるか電子帳簿保存したほうが良いです。

 

e-Taxは、とりあえず記事中にあるように(税務署に行くことで)IDとパスワードだけで利用可能になりました。

行くなら確定申告が始まる今時期か、確定申告時期(〜3/15)が終わってからが良いでしょう。

 

電子帳簿保存を選択するなら、現行のクラウド型会計ソフトでは要件を満たしていないらしい(編集履歴が検索できないので)、インストール型のものを選択したほうが良いかもです。

印刷不要!帳簿をデータのまま保存する方法。電子帳簿保存法の要件をチェック

出典:クリハラコンサルティング

 

まとめ

 

・e-Tax簡便化のID・パスワードを発行してもらうためには、税務署へ行く必要がある。

・ID・パスワードの発行方法は意外に簡単。身分証明書は必須。

・ID・パスワード方式はあくまで暫定措置(3年が目安)のため、e-Taxを利用し続けるために、いずれはマイナンバーカードとカードリーダを購入しなければならない

・平成32年(2020年)より税制改正で、個人の青色申告に限りe-Taxによる申告または電子帳簿保存でさらに10万円控除額が増えるため、e-Taxによる申告に切り替えたほうが良い

・電子帳簿保存法に完全対応したクラウド型会計ソフトは現行型では存在しない

 

 

今年はいよいよe-Taxで申告だぁ…。

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