「工事不要」「賃貸でもOK」のキャッチフレーズに惹かれ、シロカの食洗機を購入
某月某日、家電量販店で「工事不要」と大きく書かれた、食洗機を見かけました
それが、コレ
シロカ SS-M151
工事不要?
食洗機と言えば、工事(水道工事や電気工事)が必要なイメージが大きかったですが、
そんなイメージを大きく覆す(くつがえす)食洗機です
タンク式
「工事不要」・・・どういうことかというと、ピッチャーが付属してましてですね、
これに水を入れて、食洗機の上部にある給水口からドボドボと注ぐわけですよ、約5ℓ分
今まで「水道工事」がネックになっていて食洗機が設置出来なかった家でも、もう大丈夫
電源とアースさえあれば、どこでも(※)設置できますよ
※食洗機設置シミュレーションシートが量販店にあるので、それを使うと設置スペースの確認がラクチン
送風乾燥
食器を乾燥するときにヒーターを使わない
「送風乾燥」なんですね
なので、熱に弱い食器でも使えるという利点があるものの、完全に乾かずに水滴が残る場合も
設置スペースを確認する
購入前に、量販店でもらってきた「食洗機設置シミュレーションシート」を使って、自宅に設置スペースがあるかどうかを確認する
けっこうデカいな…

※奥行き43.5cm、高さ43.5cm、側面5cm(給水口/ピッチャーで給水する場合)以上、後面6cm(電源スペース)以上、上面70cm(吸排気口)以上の設置スペースが必要
我が家はシミュレーションシートによると流し台には置けそうにないので、流し台背面の電子レンジを置いてあるラックへ置くことに決定
というわけで、買ってきた
あらかじめ某ヨ○バシカメラの値段を調査してあったので、近所の量販店まで行き、その値段をちらつかせ値切って買ってまいりました(笑
通常の食洗機だと、
購入→調査→調整→工事→使用
という流れになるところ、
シロカの食洗機だと、
購入→使用
こりゃラクチンだ
洗浄コースは4つ
説明書によると洗浄コースは以下の4つ
標準
食後すぐに洗うときや、通常の使用時
洗浄・すすぎ・送風乾燥時間のめやす 約1時間30分
すすぎは加熱すすぎ(約65℃)
念入り
食後時間が経ってから洗うときや、調理器具を洗うとき
洗浄・すすぎ・送風乾燥時間のめやす 約2時間10分
すすぎは加熱すすぎ(約70℃)
おいそぎ
汚れが軽いものやつけおきや水洗いしたものを洗うとき
(水滴が残ったり、油汚れのあるものは汚れが完全に落ちきらなかったりする場合がある)
洗浄・すすぎ時間のめやす 約39分(送風乾燥は、行なわない)
すすぎは加熱すすぎ(約45℃)
ソフト
プラスチック製のものを洗うとき、耐熱温度65℃〜90℃未満のものを洗うとき
(プラスチック製の食器は、料理の色素で色がついてしまう場合があるので食後すぐに洗ってくださいとのこと)
すすぎは加熱すすぎ(約60℃)
早速使ってみる
設置(アース線の接続を忘れずに!)したら、早速使ってみましょう
食洗機上部にあるフタを開けると、給水口が現れます
ここに、付属のピッチャーに水をいれて水を注いでいくのですが、これがなかなか大変
注意しても水滴が飛び散るので、ジョウゴのようなものが欲しい・・・




給水マーク(時間の右横にある蛇口マーク)が消えて、アラーム音がなると給水完了
いざ始動
「おいそぎ」で洗ってみます
以前ビルトイン式の食洗機を使用していた経験があるのですが、それと比較するとだいぶ勝手(食器の入れ方)が違うな、と
結構手こずりましたわ
360°全方向から水を噴射と書いてあるのですが、効率よく洗うためには工夫して食器を並べる必要があります(このあたりの事情はビルトイン式も同じ)




どれも綺麗に洗えていて、なかなか良い感じ
良いんでないかい
(おいそぎは乾燥がないから水滴が残るけどね)
コレは良い買い物をした、と思うんだけど・・・
毎回ピッチャーで給水するのは面倒!!
とにかくピッチャーで毎回給水って面倒じゃね?
電気工事が不要で水道工事(分岐水栓の追加)だけなら、なんとかなりそうと思い立ち、
いろいろと調査を開始
じゃあ、自分で分岐水栓をつけてしまおうか
分岐水栓はホームセンターやAmazonで入手可能
が、
自分の家の蛇口に取り付けられている水栓の型番を確かめる必要があるので、
まずは台所へ行って水栓の型番を確認
例えば、我が家の水栓は株式会社KVKというメーカーのKM5000ZTという水栓なのですが、
水栓のこのあたりに型番が記載されていることが多いです
※型番がわからなくても、メーカーや水栓の形状からも検索出来るもよう

水栓の型番が判明したら…
株式会社カクダイの分岐金具検索サイトへ行ってその型番を入力すると、その水栓にマッチした分岐水栓が見つかります
我が家の水栓(KM5000ZT)にマッチする分岐水栓は、カクダイ107-893だということがわかりましたので、これを購入します
あとは、大きめのモンキーレンチと綺麗めなゾーキンを駆使して(ナットに傷をつけないように)分岐水栓を取り付けていきましょう
※工事は自己責任でお願いしますね。賃貸物件の場合、家主の許可を取って下さいませ
で、以下の写真が自分で工事してみた結果(途中の過程は端折ってますw)
意外に簡単(素人なんで、仕上がりにツッコミは無しでお願いね)
ちなみに給水ホースは洗濯機のもので代用できるぞ
分岐水栓が「日本電機工業会規格:JEM1206」というモノに沿って作られているそうなので、それに沿って作られている洗濯機の給水ホースや食洗機の給水ホースであれば、なんでも使用可能
当初はカクダイの延長ホース(3m)を付属の給水ホースに接続したのだけれども、それだと継ぎ目から水漏れが起こってしまったため、SANEIの給水ホース(5m)を購入して接続し直した



やっぱり食洗機は便利
賃貸物件でも設置可能な食洗機と聞いてすぐに飛びつきましたが、少々改善の余地があるように感じました
(ピッチャーで水を注ぐにくい)
我が家は面倒なので自力で水道工事を実施しましたが、水道工事が出来ないお宅がこの食洗機を買いたいと思われるので、ここは是非ともメーカーさんに頑張って改良してもらいたいポイントですね
でも、やっぱり食洗機は便利
時短になって、ゆとりができます!
その他、便利な機能
紹介し忘れてたけど、その他こんな機能もありますよ
ドライキープ機能
各コースでの運転と送風乾燥後(おいそぎ以外)、再結露やにおいのこもりを緩和する機能
「ドライキープボタン」がありますが、それだけで使用することは出来ないようです
送風と停止を最大76時間繰り返します
予約運転機能
運転開始時間を設定できます
例えば、深夜の電気料金の安い時間帯に運転を開始する、といった使い方ができます
予約時間は1時間〜6時間まで設定可能
排水ホースが短いときは、Panasonicの排水ホースで無理やり延長できる(笑)
コレコレ
付属のジョイントを使用せずにそのまま差し込むと、良い感じに延長できますよ(笑
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